アルブレッシュ・ルチェッタさんのカラブリア郷土料理レッスン

投稿日: カテゴリー: マンマの郷土料理レッスン, ルチェッタ・マンマのレッスン

アルブレッシュとは、アルバニア系イタリア人のこと。
南イタリアにはアルブレッシュの町が多く点在していて、特に私の住むカラブリア州コゼンツァ県には多くあります。
ルチェッタさんはアルブレッシュの街で生まれ、この町で育ってきました。
アルバニア系というのは、15世紀にアルバニアから移民としてイタリアに来た人々を祖先に持つ人のことをいい、彼らの言葉も現在のアルバニア語とは若干異なるようです。
彼らの言葉は15世紀にイタリアにやってきて少しイタリア風に変化したもの、現在のアルバニア語はオスマン・トルコに影響を受けて少し変化しているものだそうです。
代々彼らの伝統の言葉や踊り、料理、民族衣装、宗教を守ってきていましたが、実際ルチェッタさんの世代がこの文化を守っていく最後の世代なのではないかと思います。
若者はアルブレッシュ語、話さないですから。
彼女は友人たちと力を合わせ、アルブレッシュの文化を残した本を出版したいと頑張っています。
日本ではほとんど知られていないアルブレッシュ文化。
少しでも力になりたいと思います!いつも勉強させてもらっています。
さて、ルチェッタさんのお料理レッスンに料理家の長内美補子さんがやってきてくれました。いつも力強いルチェッタが、一段と力強くなっていました!
まずはパスタ・ビアンカを作ります。
もともとは卵を一切使わないものだったそうですが、最近ではロングパスタを作るときには、卵を1つくらい入れる人が多いです。




かぼちゃの花のフリッテッレ。基本のパステッラが出来れば、色んな種類の野菜で楽しめる一品。


ペペローネをグリル焼きして薄い皮をむいてマリネしたもの。


ラガネ・エ・チェーチ(ひよこ豆のタリオリーニ)


ラガネ・パスタは古代ギリシア帝国時代から作られてきたパスタで、ギリシア語ではLaganonという名前だったそうです。当時は戦場や家の外で食べる目的で作られていて、小麦粉と水だけで丸形に固めたもの、もしくは円形で薄く伸ばしたものだったようです。
ローマ時代に入り、Laganeという現在のロング・パスタの形になりました。
もう一品!
フレッシュトマトから作るトマトソースに合わせた、ラガネより少し厚めのTumac(←アルブレッシュ方言で)


楽しい食卓に、アルゼンチンからやってきたご夫婦もご一緒してくれました。


移民に出て行く人が多かったカラブリア地方。ご主人の曽祖父さんがこのアルブレッシュの村、フラッシネートのご出身だったそうです。
苗字もルチェッタさんのご主人と同じもので、特にこの村では多い苗字でした。
どこかに遠い親戚を見つけることができないかと、遠い家族の起源の村へ訪れたのです。
良い手がかりは見つからなかったそうですが、ルチェッタさんとご主人の熱い歓迎を受けて、
思い出深い帰省になったことでしょう。
人々の繋がり、起源、家族の歴史。
きっと人生の半ばに達した頃、日々忘れていたことを思い出し、探す旅に出るんでしょうね。
少し心が熱くなってしまいました!
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アルブレッシュ・ルチェッタさんのカラブリア郷土料理レッスン」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    Yumiさん、こんにちは。
    おいしそうなお料理ですね!
    手打ちのパスタやlagane ceci,私も作れるようになりたいです。
    Yumiさんは普段はどんなお料理を作られますか?
    私はイタリアン以外ではタイ料理やメキシコ料理なんかも作りますが、カラブリア料理もぜひレパートリーに入れたいです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    Violaさん、こんにちは♪
    ぜひゆっくりカラブリアに来られるときには、ラガネ・エ・チェーチ習ってくださいね!単発のレッスンでも手配できるので、いつかいらして下さいね♪
    私はイタリアにいるときは、ランチはほとんどイタリアンですね。地元の食材でできるカラブリアらしい料理も作ります!夜ご飯は遅いので、本当に何料理とも言えない物を食べてますね。切っただけとか、茹でただけなど、、、(笑)でも辛いものが好きなので、なんでも唐辛子やパプリカを入れるので、メキシカンっぽい料理も作ります!

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