当時の面影残る廃線跡

投稿日: カテゴリー: カラブリアのすゝめ

私の住むカストロヴィッラリには現在電車は通っていない。
ティレニア海沿いやイオニア海沿いには、イタリア国鉄の線路はあるが、そこまで出るのも地元交通機関で行くとなると一苦労。
気長に待って移動するか、手っ取り早く高速バスを使うかの二択となる。
ローマやナポリへ向かうには、高速バス会社simetかlavalleのどちらかになり、この二つの会社は時間も案内も正確だし、使いやすい。
カストロヴィッラリは、コセンツァ県に属している。県庁所在地のあるコセンツァは大きい町で、電車の発着もある。そこから、空港のあるラメッツィア・テルメやトロペアなどより南部のカラブリアへ向かうことになる。
カストロヴィッラリからコセンツァへ運行している会社は、Ferrovie della calabria(カラブリア鉄道)という名前で、バスなのに鉄道という名前が付いている。
そしてイオニア海沿いにバスで行く場合は、SAJという会社になる。
この地元路線のバス会社、本当に使いづらい。
一度近くの町に用事があり、ネットで時間を調べバスターミナルで待っていた。
カストロヴィッラリ発のバスの予定だったが、20分立っても来なく、チケット売り場に聞きに行くと、
「インターネットの時刻なんて信じちゃいけないよ」と。
時刻表に記載があったとしても、利用客が少ない時間は勝手に減らされたりするらしいのだ。
そしてまたバスを利用しなければいけない時、今度はオフィスに電話をして時間を聞いた。
カストロヴィッラリへ戻るバスの時間を聞いたのに、今度はカストロヴィッラリ発の時間を案内してきて、結局最終バスを逃してしまった。
ストライキも多いし、本当に使いづらい。
カラブリア鉄道と名前がつくのも、1978年までこの町にも鉄道が通っていた。
カラブリア北部とバジリカータを繋ぐ路線で、カラブロ・ルカーノ鉄道。
利用者が減った理由から、廃線してしまった後、利用者の多かった路線は現在バスで運行しているため、バスでもカラブリア鉄道という会社の管轄下になる。
1978年までの運行のライン↓↓


黒い線は現在も残る線路。オレンジのラインは現在運行をやめてしまった線路で、お隣バジリカータ州のLagonegroからカストロヴィッラリ、そしてコセンツァまで昔は電車が使えた。
この辺りはポリーノ国立公園のごつごつした岩山の中を走るラインで、景色はこんな感じ。


そのままこの線が残っていたらどんなに素敵だろうと思う。
そして時々すばらしい高架橋を見つけることができる。


右側の部分が壊れてしまっているけれど、当時の繁栄を想像することができる。
線路はつづくよ、どこまでも~♪と歌があるが、ここでは線路は続かない。
こんな素敵な大自然の中の線路が今でも残っていたら・・・。
最近は、昔の廃線跡を散策するイベントがたまにあるので、もう少し温かくなったらぜひ参加して、昔の素晴らしい橋を見に行きたいと思います♪

当時の面影残る廃線跡」への5件のフィードバック

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    何の番組だったか忘れたけどイタリアに嫁いだ日本人が
    イライラするって放送で、その原因を撮影してた。
    バス待ちでのんびりやのイタリア人でさえ何回も時計を
    見てた。書いてある時間通りに来ないのが当たり前なんだってね。
    スーパーでの買い物も時間がかかってイライラするって。
    ここに書くと長くなるから今度、yumiちゃんママに言っておく(笑)

    京都の廃線跡に桜を植えて今はトロッコが走っていて
    売上がナンバー1なんだって。
    カストロヴィッラも廃線跡を生かすアイデアがあるといいね・・・。

  2. SECRET: 0
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    コセンツァからcamigliatelloまでの路線、素晴らしい景色を見ながらの旅が楽しめるようで、特に夏場は人気らしいですよ。可愛いトンネルがいっぱいなんだって。
    廃線になったルートを見てると・・北上するのにあのLagonegroを通過してたんですね。カストロヴィラリからだと、美しい山並みを見つつの旅、だったのかな? 
    廃線散策、初夏にはもってこいだね♪

    路線図を見ていると、ナポリから南って・・車が無いと移動が大変だよねぇと、悲しくなりますです・・^^;

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    長友さん♪
    そうなんですよ!路線バスを待つなんて、この町では運転できない子供や学生がするだけで、ほとんどの人使わないんです。時間通りにこないし、老後とか時間のある人以外できないってのが現状。
    そうですね~。そこに桜を植えたりするアイデア素敵!!そうやってもっと大事に遺産として残していってほしいと思います(*^_^*)

    eriさん♪
    そうなんですよ!ラゴネグロまで機関車が通っていたんです!上の壊れてしまっている橋はラゴネグロの町にありました。
    コセンツァーcamigliatello間の電車も人気があるって、友人から聞いて興味もちました♪♪冬は雪景色を楽しめるとも聞いたし、いつか乗りたいですー!!
    本当、もうこの辺り車がないと気軽に移動、無理ですよね・・・。

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    こっちでは公共機関が結構使い物にならないですよね。せっかくあった路線も廃線になってしまうのも、公共機関を使い慣れている私たちからしたらもったいない話でしかないです。
    バスのひどさは、ここでも同じですよ。ミラノ市内はまぁありますが、コモまで来ると休日なんかバスが2時間~4時間に1本ですし。そうそう、コモミラノ間の電車も毎時1本走っていますが、経済対策案として2時間に1本になる案が出ているんですよ。

    長友さんがおっしゃってるTV、たぶん同じものを友人が見ていたようでTVのあと連絡をくれました。彼女が言っていたことがとてもおかしくて、今度ブログに書こうと思っていたのですが、パン屋やバールでも毎回待たされるイタリア。。みたいな内容だったみたいです。友達にストレスだね毎回って言われて、「そういわれてみればそうだよね」って気づいたしだいです。慣れってこわいですね(笑

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    Naviaさん♪
    どこでも同じなんですねー地元路線バスの使いにくさは。
    カラブリアは日曜日や祝日、バスは運行しません。本数1本もないんですよ?! 長距離路線で、民間の会社は運行ありますけど・・・。
    でも結局使いにくさは同じなんですね~。

    こっちでは待たされるのが普通すぎて・・・。その上「お待たせしました」の一言もないのが普通ですよね(苦笑) 毎回ストレスに感じるより、それが普通になってます。店の人が動いてくれてるだけいいって感じ 笑
    慣れってコワイですね!

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