自家製カラブリアのサルシッチャ

投稿日: カテゴリー: マンマの郷土料理レッスン, マリアンナ・マンマのレッスン

何でも赤いモノの多い、南イタリア・カラブリア。
サルシッチャ(ソーセージ)は、もちろん赤い色をしています。
イタリアのサルシッチャはとてもジューシーで肉々しくて美味しいのです!
※シャウエッセンとかドイツ系のソーセージのことは、ヴュッセルといいます。
12月に入ると、多くの家庭で豚さんをまるごと1頭買い、頭から尻尾まで、内臓もまして血までも無駄にすることなく食べつくす、という伝統が現在にも残っているのです。
この行事、昔は街の中心広場に集まり、豚の競売なんかが行われていたんです。
地元の人は、「豚の収穫祭」とか「サルシッチャ作る」とか、柔らかな言葉ではなく、よく使われる表現がこれ。
「Ammazzare un maiale (豚を殺す/蓄殺する)」
明日豚を殺すけど来たい?とか聞かれる・・
いやーそうだけど。まだ生きている豚を買って、蓄殺して、新鮮な状態だ、ということを表したいんだろうけれど、シニョーラ、そんな綺麗な顔して、穏やかな言葉で殺すって・・・!
と、ずっと気になっていた言葉なのです。
血まで食べるって、サラーっと聞き流したいところですが、サラッと説明します。
蓄殺したての新鮮な豚さんから出る血は、百薬の長。
血をカラブリアの人は、チョコレートクリームに混ぜるのです。
※カラブリアに限らず、南イタリアではよく見られます。
ただ衛生面から、お店で販売している物ではなく、家庭単位で作って保存して、食べられている物です。
なので、田舎部のお年寄りから「ヌテッラ(チョコレートクリーム)あるけど、食べたい?」
と誘われたら、遭遇する可能性ありです!
味は、ちょっとレバーっぽい味のするチョコレートですね。そんなにまずくはないですが、好んでは食べないかな・・
さて、話が逸れましたが、サルシッチャのこと。
12月の寒い時期に豚を殺して乾燥サラミ、サルシッチャ、プロシュートを作る季節以外にも、簡単に美味しい生サルシッチャを作ることができます!
もちろん乾燥保存させるのには、寒い冬の時期だけですが、人が集まる夏、バーベキューにももってこいのメニューです。
マリアンナさんはよく家族行事があるごとに、作っているカラブリアのサルシッチャのプロです。
よくひたすら捏ねます。


柱にかけて味がしっとりするように、少し乾燥させます。


赤くて辛そうですけれど、辛くないパプリカパウダーが入っているので、そんなに辛くありません。
フライパンでも美味しいですが、この日は炭火です!


来年の夏のバーベキューは、自家製サルシッチャにしようと、心に決めました!!
気になった方は、ぜひこちらへ。
北カラブリアの休日
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自家製カラブリアのサルシッチャ」への8件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    出た~。saguinacciaだよね。ワタシもこれはちょっと苦手。。家族の中では主人の長兄のみが大好きなので、いつも自分で作って自分だけで食べてるわ(笑 

    サルシッチャ作り、始まりましたね~。ウチの師匠も豚をオーダーしたって言ってたなり。丸々一頭ですか。。どこに置くんだろうねぇ。。
    パプリカ入りのサルシッチャ。。最高に美味しいよね~。いいな~。今の時期は美味しいサルシッチャ食べ放題!だよねぇ。。サルシッチャ食べに戻ろうかしらん。
     
    お料理上手なマンマ達が身近にいる環境でうらやましい限りです。若い人って伝統料理を敬遠しがちだけど、Yumiちゃんがしっかり伝統を受け継いでるよね! きっと教えてくれるマンマ達も喜んでいると思うよ。そうやって伝統の味が絶えないように努力している人がいるって、地域にとっても将来的に大切な事だと思うし。頑張ってね!

    なになに。来夏は自家製サルシッチャ登場!とな。それは是非食べに伺いま~す(←招待されてないって 笑)

  2. SECRET: 0
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    eriさん♪
    冬にノンナが「チョコレートクリーム食べてみる?」という誘い、必ずサングイナッチョなので~・・今じゃ慣れましたけど(笑) パパに食べるか聞かれたとき、当時まだ小さかった義理弟が「ユミ!あれはヌテッラとかパパは言ってるけど、豚の血が入ってるから、食べたくなければ断ったほうがいいよ!」と忠告してくれたんです~懐かしい(^^)
    本当ですね~。手打ちパスタとか自家製サルシッチャ、そういう伝統受け継いでいかないとですよねー。
    義妹も手打ちパスタ作らないし、そのうちマンマのお料理じゃなくて、ノンナのお料理になっちゃいますよね・・・(涙)
    試作を重ねて、夏にはバーベキューしたいですねぇ!!!

  3. SECRET: 0
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    今の時代って、生き物殺して食べてるってことを忘れがちだから、こういう話聞くと、昔ながらの暮らしのよいところを感じるよねー。

    子供の頃から、「一匹殺して全部食べつくす」のを見るって、すごい大切!でも、血はちょっとアレですけど・・・。気になるのは、その血ってナマでチョコに混ぜるの??熱通すの??熱通すなら栄養ありそう!でもナマはこわそうーーーーっ。

  4. SECRET: 0
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    パナッタレさん♪
    本当にそう!お肉はスーパーで買うものと、普通になってきても、こういうある季節に1度は見るのもいいですよ。伝統は失わないでほしいけど、自分が本格的なマンマ、50代とかになって1頭買って自分達で殺して食べるかなー。 あ、でも魚さばけるシモーネがいるなら、出来るかも!
    血は火を通しますよ~!!だからレバーっぽい味に近いですよ。ちょっともっと臭いけど!鉄分たくさんありそうだから、パナッタレさんにはもってこいですね?!!

  5. SECRET: 0
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    鉄分は大切な栄養源ですからね、血も残さず食べるのはとても生き物からもらえる命を大切にしている食べ方だと思います。アイルランドには血のソーセージがあるんです。大して美味しいものではないですが、その変わった味にアイルランドに居た頃は好んで買っていました。もちろん地元の人でも食べない人も居るものですが(笑
    昔沖縄でもブタを潰していた頃(沖縄では潰すと表現するんです)、家族での作業だったようですよ、母は良く覚えています。
    夫も子供の頃、近所でブタを殺す時期になると、ブタの異様な鳴き声を聞いて怖かったと言っています。どちらにしてもそれだけ自分に力を与えてくれる生き物の存在が今よりもっと近かったということですね。
    夫の家庭では今はつくりませんが、パパが外でお友達と一緒に作っているのをいつもいただきます。うちのはパプリカが入っていないのでもう少し肉肉した色です(笑 手作りのものはやっぱり美味しいですよね!

  6. SECRET: 0
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    Naviaさん♪
    沖縄では「潰す」という表現なんですかっ!それも面白いですね~。土地によって表現が違って興味深いです(*^_^*)
    ナポリ近くでも豚の血が入ったサルシッチャあるみたいですよ!サングイナッチョはこの辺りでは、チョコレート和えで、他の地方では血の入ったサルシッチャを指すのがナポリ周辺みたいです。
    サルシッチャなら美味しそう!鉄分もこうして取りたいわぁと思います(笑)
    パプリカなしでもフィノッキオの種とかその土地なりのハーブが入って肉肉しくて美味しいですよね~!!!

  7. SECRET: 0
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    血が入ってるチョコ・・・初めて知りました。
    食べる?って言われたら勇気がいるかも・・・。
    手作りソーセージがメチャ美味しそうです。
    炭で焼くってなんて贅沢な食べ方でしょう♪

  8. SECRET: 0
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    長友さん♪
    血の入ったチョコ、イタリア人でもダメな人多いから、断っても全然大丈夫なんですよ!本当に人によって好き嫌いがありますよ。
    手作りソーセージは本当に美味しいです!地元のお肉屋さんでも添加物入っていない美味しいものも買えますが、やっぱり自家製ですね♪

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