地方イタリアの日本の知名度

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

イタリアの田舎に暮らして思うこと。
「アジア人はすべて中国人と見なされる」

大都市は違います。ナポリでは友達が現地の人達に、“ジャポナイス!”(おそらく日本人いいよね!みたいな意味だと思います)って言われていたので、日本人と中国人の違いが分かる人、比較的多いだろうと思います。
イタリアにはどこの町にも中国の衣料品店がたくさん点在していて、私の住んでいる小さな街でも、5店以上あります。  中華レストランがないのが本当に残念。
安いしクオリティーも悪くないから、中国人のお店で買うイタリア人たくさんいるのに、
どこか扱いが差別的で、そういうイタリア人の態度も受け入れがたい・・。
イタリアでは、“日本(ジャポネーゼ)”の印象は良く、“中国人(チネーゼ)”のイメージはあまり良くない。お手ごろのMade in China製品でお世話になっているのに、それはないだろーって日本人の私でも思う。
初めての人に会っても、チネーゼって連発される率が高いし、ジャポネーゼって言っているのに、次会うときはチネーゼになってたり・・。
日本と中国の違いも分かっていない人がたくさんいます。
「日本人なら中国語わかるでしょ?これなんて書いてあるの?」←これ普通。
Carabinieri(警察)に勤めている人に会ったとき、
「東京出身なの!?じゃあ、ここの生活は何にもないし、全然違くて退屈だろう・・・。
あ、でもこの街にもたくさんチネーゼいるから、いいね!」
・・・・
えーー?! この人、東京=中国(チナ)だと思っている??
警察官なら移民とか調べるでしょー。それで大丈夫?って不安になったことも。というか、逆に私のイタリア語まだまだだなー・・って思ってしまった。
一緒にいた友達が、「警察官なのに、東京(日本)と中国の差もわかってないんだね~」と。
まーイタリアだけじゃないんですけどね。
マルタでも、中国人?っていう疑いから入るんじゃなくって、「ニーハオ!」って言われること、たくさんありました。
「日本人だよ!中国とは違うよ!」って言っても、
「マルタでもマルタ島とゴゾ島があって、少し話す言葉が違うんだけど、そんな違いでしょ?」
「国が違うし、言葉も違うよ!」と言ってもどこか納得のいかない人たち、たくさんだったし。
逆に子供達は日本のアニメで育っているせいか、海に行った時も、私のことチラチラみている子供達がいて、帰るとき「さようなら!」って日本語で言われたり。
スーパーでも「ジャポネジーナ(日本人の女の子)」と子供に話しかけられたり♪
「もう30歳なの~!」って言ったら、本気で顔が引きつっていたけど・・・。
ひどい!!
先日行ったお祭りでは、ある奥さんに話しかけられ、
「なんて可愛い奥さんなの!日本人?分かるわ~。日本人と中国人は目が違うのよ。日本人の目は輝いている!」
もともとイタリア人は大げさな事を言うから、可愛いとか綺麗とかやせているとか真に受けないようになってきたけれど(笑)、それでもこの奥さんの“目が違う”ってのは少し納得。
ミラノの中華料理店に行った時も、働いている人の目、どこか疲れているような寂しそうな目をしていたのを思い出しました。
ここに住む限り、チネーゼと言われるのは免れないかな、と諦めもありますが、でもこう違いが分かる人もいるので、まだいいかな、と思う今日この頃でした[#IMAGE|S1#]