Corredo(コレード)、イタリアの伝統

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

イタリアの田舎で生活をしていて、よくマンマや友達、マンマの友達から、Corredo(コレード)という単語をしばしば耳にする。
多分義理妹が結婚をし、出産をしたことから、よく耳にしていた。
Corredo(コレード)とは、結婚をするとき、出産をするときに準備する、家具や衣服、その他必要な道具一式のことを言う。
もともと結婚をするとき、新郎側が家を用意し、新婦側が家の中の物を用意する、という古い習慣からきたこの言葉。
新婦側は家具から、シーツ類、カーテン、テーブルクロス、家をゴージャスに飾るテープルセンターから、食器・鍋・・・と、何から何まで基本、女性側が準備する。
女の子が1、2歳の時から、両親は少しずつ質のよいステンレスのフォーク・ナイフセットや、ベットカバーなど、準備しておく、何てことも今の時代でも普通だったりする。
私なんて、身一つでこの地に嫁いできたから、何のCorredo(コレード)も持たずにやってきた。家の中の物は、彼と二人で選んで買ったもの。
でもここでは、家の中の家具や飾りつけは、ほとんど奥さんが主導権で、男性はほとんど口を出さない。ってのが、普通。
義理妹が結婚をしたときは、裁縫得意、ほとんど職人肌のマンマはもちろん、シーツから、カーテン、テーブルクロスと用意し、赤ちゃんが出産したときは、これでもか!と思うほど、前掛けを作り(刺繍できれいに飾ったもの)、乳母車用のいくつもの素敵な掛け布団を作っていました。
赤ちゃん用の一式が一段落し、次の部屋のカーテンが完成しました。


ベットカバーとセットです。
さっすが、マンマです。
何度もマンマに、「ゆみのところのカーテンも作ってあげるよ?」と言われたのです。
けれど、私たちの家の家具はどれもシンプルで、というか、私にはゴージャス過ぎるのです。
自分で作る!と宣言して、できたカーテン(らしきもの)がこれ。


シンプルで、大好きな麻を使ったカーテン。私にはこれくらいがちょうどいい。
話は変わりますが、
私たちのサイトで紹介する宿は、ほとんどB&B。
部屋数の多いホテルとは違い、奥様のCorredo(コレード)であった心のこもった小物が多いのが、とっても素敵だな、と。その小さいところまで行き届いた心遣いから、私ならこういうB&Bに泊まりたい、と思う宿を紹介しています。

私たちの家づくり

投稿日: 8件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

約2年前、結婚式の予定日の1ヶ月前にイタリアに来て、式の準備もままならぬ中、新婦としてエステに行くこともなく、何をしていたかというと・・・・
毎日家作りのため、セメントまみれでした。
早く自分達の家に住みたくって、シモーネと二人で朝から晩まで汗だくで作業していたあの頃。
もともと屋根裏の物置として使っていたこの場所。
基礎はしっかりあり、そこに私たちの新居を作ると決まってから、シモーネ一人の作業。
電気を通すのも、水道を通すのも、壁も床も、キッチンもバスルームも、自分達で作れるんだ、ということに
驚いているまに、時間はかかったけれど、何とか普通に生活できるようになって。


ほとんど普通の洋服を着ることもなく、シモーネと毎日作業着。


とっても懐かしいこの写真を、友人からもらったので、あの頃のことを思い出してしまいました。
今ではもう作業着を着ることはなくなってしまったけれど、基本的に自分達で出来ることは自分達でする、
というスタンスは変わっていません。

この街のお祭り

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

パスクワが終わり、やっとフェスタも終わりだー!
ってこの町はまだまだ終わりません!
5月1日はイタリアでもメーデー(La Festa dei Lavoratori)
この町はパスクワも覚めやらず、続けて5月1日~3日は、Patrono Santo(守護聖人)である
マドンナ・デル・カステッロのお祭り。
2週間前までは、かなり夏日が続いていたのに、毎年このお祭り時期は、少し冷え込む。
今年も2日間雨混じりで、最終日は雨降らず、いい感じでした☆
いつもの町がミレナリオ風に変わります。




そして主にアフリカや中南米、インドからの露天が出て、可愛い雑貨や、北アフリカの陶器、かご、マヨルカ焼きのタイルなど、所狭しと並ぶのです!
私は去年、買いそびれたこれを購入↓。


キャンドルと、上にはアロマを入れられるようになっていて、1年越しに手に入れました!
マルタにいた頃、日本から来た友達とチュニジアに行きました。
チュニジアの雑貨はどれも可愛くって、たくさん買いたかったのに、マルタのあとはアイルランドに行くことが決まっていて、買えなかった・・・。
流れ流れて、カラブリアでやっと買えるなんて。
人生何が起こるか想像できませんね~[#IMAGE|S29#] 追記:これでフェスタはひと段落。と言いつつ、6月中旬から9月中旬まで公立の学校は夏休み・・・

イタリア・カラブリアの生活

投稿日: 4件のコメントカテゴリー: カラブリアの食卓

そろそろカラブリアの生活を始めて2年になります。
月日が流れるのが本当に早い・・・!!
イタリア語はというと、何とかなっちゃって、上達が見られないところが困りもの。
ゆっくりのんびりした生活ができるカラブリアは、最高なのですが、反対に返せば刺激がない。
「あの人はあんなにイタリア語できるんだから、私も頑張ろう!」みたいな、刺激がないのです。
だから、何となくこんなんで大丈夫かなーなんて気が緩んでいる、このごろ。
こんなんでは、あっという間に完璧にマスターする前に5年とかなっちゃう。
(ブログに書くことによって、自分に刺激しています・・・)
言葉以外にも、イタリアに慣れたな~と思うとき。
・ ビスケットや甘いクロワッサンなど、甘い朝食が普通になってきた。
  →最初は絶対に納豆&ご飯がいいーって思ってたのに!
・ 「あと5分で着く」と言う言葉を、真に受けなくなってきた時。
  →前は焦って用意していたのに、今では5分では到着しないと、確信がある。
・ 人との約束を真に受けなくなってきた時。
  →前は約束=確約だったし、それが破られてえーって思うことがたくさんあった。
・・・・こんなことばっかり言っていると、イタリア人どうなんだ?って感じですよね。
でも以前は頼まれたことは100%応えてきたし、誠実な私でした。
けれど周りの人達はそうではなくて、なんなのーって思うことが多かった。
もちろん不誠実になりたいわけではない。
けれど100%誠実にしていて、他の人も自分に対して100%誠実であってほしいと願うことは、
この国では不本意すぎる。
そして、カラブリアに慣れたなーと思うとき。
↓サルデラ(ロサ・マリーナともいう)を買いたいと思うとき!
(生しらすを唐辛子に混ぜたペースト状のもの)


最初は、全然美味しいと思わなかったし、買いたいとも思わなかったのにー!
最近美味しいサルデラを見つけてしまって、足を運んでは買い込んでいます[#IMAGE|S6#] 私はすっかりカラブレーゼです[#IMAGE|S56#]