お祝い事には、必ず手作りお菓子

投稿日: 5件のコメントカテゴリー: カラブリアの食卓

サムエラの大学卒業など、お祝い事にはマンマは必ず手作りお菓子を作ります。
ドルチェ、お菓子というとクリームたっぷり生菓子を想像しちゃいますけれど、こういう「お祝い事」には何種類もの焼き菓子を作ります。
パーティーには必ず生ケーキの用意があるので、日にちがもつ焼き菓子をたくさん作り、残った分はパーティーには来れなかった親戚や友人に少しずつ分けて配るのです。
お祝いのお菓子をみんなで分ける。
マンマの友達も、娘さんの結婚式に2,3日前から何キロもの小麦粉を使い、必死に用意していたのを思い出します…。田舎のマンマは働くな~と感心したのを思い出します。
シモーネのマンマのそのうちの一人。
今回は姪っ子ちゃんの洋服作りに忙しくしていたマンマだから、お菓子までいかないだろうな~と思い、参加人数も少なめだったし「私が1、2種類作るね!」と言ってしまったが罪。
自分もやらないわけにはいかーん!と結局立派に作り上げました。
カラブリアらしいお菓子や、イタリア各地で食べられるもの、サルデーニャのお菓子などミックスです。


↓Ciotaredda(Mostacioli Calabresi)黒いひし形のもの


これはカストロヴィッラリ周辺で食べられる郷土菓子。
地元のものはどんなものでも大人気だけれど、これは特に人気のあるお菓子。
チョコレートを入れたビスケットに見えますが、ハチミツ、ヴィンコット、くるみが入っているお菓子で、地元の美味しさが詰まってる。上には砂糖加工がされていて、トレードマークはこのひし形
チョタレッダとはこの辺で使われるアクセントで、「チョタレッラ」というイタリア語はあまりいい意味ではない。
クダラナイモノみたいな意味
こんなに人気があるのに、呼び名がひどいのは何故?と聞いたら、「豪華なものは入ってなくて、いつもこの辺にあるもので作られているから」と。
昔はどの家庭もワイン作って、ヴィンコットがあるのが普通だったけど、今となっては豪華なお菓子。今でも大人から子供まで愛されている、クダラナイモノと名づけられたチョタレッダ
もう一つ紹介したいのが、occhio di bue(雄牛の目)と名づけられたイタリア各地で食べられるお菓子。


このお菓子も人気度が高く、本当に美味しい。朝食にもグー[#IMAGE|S49#] ちなみにイタリアでは目玉焼きも「雄牛の目、occhio di bue」と言われます。
雌牛も同じ目だろぅ、と思いますけどね。
他にはSavoialdi(サボイアルディ)や、bocconotti(ボッコノッティ)などを作りました♪
パティシエドルチェとはまったく違う、郷土菓子です!
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最近の収穫

投稿日: 9件のコメントカテゴリー: カラブリアで収穫

海が好きでスピアフィッシングオタクで、最終的にはウェットスーツも自分でつくっちゃえ!の相方シモーネですが、ここのところやらなきゃいけないことが多すぎて、ろくにフィッシングにいけておりません。
何でも趣味のつながりって仕事上のつながりより、すごい強いと感じます。
釣り好きのコネクションも幅広い。明日海に行こうかな~と思い始めると、海沿いに住む友達、各地に電話をし海のコンディションの確認も怠らない。
それ以上に、連絡を毎日取り、海にいけなくてもコンディションを確認するシモーネたち。
日曜日、久しぶりに海にいけたシモーネがまたタコを獲ってきてくれました。
いつものマルコ、新しいメンバーのトニーノと3人でゴムボートで向かい、4匹のタコと1匹コウイカを収穫。
初めて参加のトニーノへ、1匹プレゼントしたそう。トニーノ大喜び[#IMAGE|S71#] 家に帰ってきて、すぐにトニーノの奥さんから電話。
「どうやって処理するの???」と。
確かにこんなタコを1匹もらっても、料理したことないとびっくりしちゃうかも。


去年の冬の様子。ダウンコート着ちゃう冬でも潜るんですよ~
料理の方法はいたって簡単。
鍋にタコを入れ茹でるだけ。水は加えません。最初は中火でぐつぐつ始めたら中弱火。
必ず蓋をします。約40~50分でしっかりやわらかくなります。途中フォークで指しながらタコの位置を変えます。
ここで一つ裏技、南イタリアの主婦の知恵。
鍋にワインのコルクを一つ入れます!!
何でかな~何でだろう?と不思議に思うも、結構な確率でそうです。
私もマンマに教えてもらってから必ず入れます☆
今回はいつものトマトベースのタコサラダから、じゃがいもベースのサラダ。


レストランでも目にする、タコとジャガイモのサラダ。美味しいです。
別の日、コウイカのスパゲッティをシモーネが作ってくれました!


こうやって手を抜きたいとき、ササっと美味しいパスタを作ってくれるのでアリガタイ。
そしてペスケリアで買わなくても美味しい新鮮な魚を獲ってきてくれるのでアリガタイ。
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様々な種類のリキュールたち

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

イタリアの食事の流れは、家庭でもキチっと守られている。
それはレストランと同じであり、もちろん毎日フルコースを食べているわけではないので、飛ばすことはあっても順番は変わらない。
①アンティパスト(前菜)
②プリモ・ピアット (ご飯やパスタ類)
③セコンド・ピアット (メイン、魚料理や肉料理)
  コントルノ (メイン料理の付け合せ野菜)
④フルーツ
⑤ドルチェ(デザート)
⑥カッフェ(コーヒー)
⑦食後酒

例え食卓にセコンドが用意されていても、パスタを食べ終わってから手を付けるのが暗黙の了解なのです。
最初に流れを説明していなかった私のせいで、両親がカラブリアに来た時、パスタが食べ終わっていない状態で、テーブルに用意されていたセコンドを手にした時は、あちゃーと思いました。でも日本ではそれが普通。用意されていたら、手にしてしまいますよね。
ドルチェの前にフルーツを食べるのは、甘いドルチェを食べてからフルーツを食べると、果物の甘さを感じないので、最初にフルーツを食べます。
そしてエスプレッソコーヒーを飲み、その後「アマッツァ・カッフェ」のため、リキュール、食後酒を飲みます。アマッツァ・カフェとは『アマッツァ=殺す』『カッフェ=コーヒー』という意味で、せっかく飲んだコーヒーの味を消すために食後酒を飲む。
毎日こんな豪華な食事をしているわけではなく、日曜日にゆっくりした食事の場合ですね。
イタリアの食後酒は日本で馴染みのあるリモンチェッロ以外にも、様々な種類があり、基本的に甘く、アルコール度は30%以上のものがほとんど。
前回書いたリクイリッツィアの食後酒や、何種類もの薬草(ハーブ)で作られたアマーロと言う食後酒は、消化の働きを助けると言われイタリア人には好まれる。
消化の事を気にするならそこまで食べなければ良いのに…と思うけれど、そこはさすが楽観的イタリア人。満点フルコースを食べ終えてから、食後酒で消化を気にする!(苦笑)
夕食の場合、コーヒーを飛ばして食後酒だけとるってことも多く、イタリア人には愛されている食後酒
うちの近所に様々な種類の食後酒を作っている会社があるというので、見学をしに行ってきました。
19世紀からワインやリキュール作りで世界に知られていたこの場所。
アンティークな機械の展示もある小さな博物館を見てから、リキュールの味見ができるのです。


これは19世紀初めに使われていた、炭酸フルーツジュースを作る機械。


とてもきれいに保存されていて、まるで今でも使われている機械のよう。
へー、ホーと感心しながら説明を聞いても、一番の目的はそう、味見です!


種類は15種類以上。
最初は1種類のみ味見ができます、と聞いていたのにホスピタリティーのあるカラブリアの人。日本人が3人もいたものだから、どんどん気前よくなって、量もたくさん、しまいには6種類以上の味見ができました。


アルコール度も強いし、もうそろそろ結構です・・・とこちらが言わなければ、まだまだ出てくるところでした。
カラブリアらしいベルガモットのリキュールや、フラゴリーノ(苺)、リクイリッツィア、アマーロとあり、そして珍しいポルチーニのリキュール
甘いけれどポルチーニの味と香りがしっかり。
ダメな人は苦手な味みたいですけど、私はイケます。お店の人が言うには、ポルチーニリゾットの隠し味にもグーだそう。
お買い上げはフラゴリーノ、ポルチーニ、ベルガモットの3種類。


ちなみに食後酒は、冷凍庫に入れキンキンに冷やします!
アルコール度が高く凍らないので。
いろんな種類の食後酒、お楽しみください☆

カラブリアのリクイリッツィア

投稿日: 6件のコメントカテゴリー: カラブリアのすゝめ

カラブリアの特産であるリクイリッツィア(和訳:甘草)
漢方でも使われるリクイリッツィアは、日本では苦手な人が多いようですが、イタリアではポピュラーな味である。
ピュアなものはとても苦く、甘く加工されているものはとても美味しいのです。
1歳の姪っ子ちゃんも甘いリクイリッツィアのキャラメルを食べ、ブォーノと人差し指をほっぺに指すしぐさをするほど、イタリアでは子供から親しまれている味なのです。
昔からカラブリアに自然に生える雑草であったリクイリッツィア。
畑を耕すため雑草のリクイリッツィアを刈っていた昔の人は、そのうちこの草の魅力に取り付かれ、カラブリアで飴やキャラメル、リキュールが作られるようになった。
消化不良やのどの痛み、便秘に効くと言われるリクイリッツィア。
地下2メートルにも成長すると言われるリクイリッツィアの根っこを収穫し、きれいにし、粉末状のリクイリッツィアにしてから、巨大なエスプレッソマシーンのような機械にいれ、リクイリッツィアジュースにする。
それから純粋なリクイリッツィア(これは結構苦い)の飴、甘く加工されたキャラメル、食後に飲むリキュールへとなる。
今回、カラブリアに遊びに来てくれた友達とアマレッリ社で、リクイリッツィア工場見学に行ってきました。
工場や博物館は写真不可。
私たち日本人3人、イタリア人1人のグループと、小学校の社会科見学の子供約30人と一緒に楽しい工場見学でした。
ガイドの説明を聞きながら、「リクイリッツィアはカラブリア、アフガニスタン、中国でも栽培されている・・・」との言葉に、子供たちは一斉に私たちの方を振り向き、「私たち中国人じゃないから。日本人、日本人!」と言い訳してしまいました。
工場に入るとそこには近くで収穫されたリクイリッツィアの枝の山!!
そしてリクイリッツィアのスパイシーな香りがいっぱい。
子供たちも大好きなようで、工場見学の後、たくさんお土産で買っていました。
そしてお土産でもらえるリクイリッツィアの枝。


綺麗にしてあるけれど枝は枝。
みんな口に入れ、リクイリッツィアエキスを噛みながら少しずつ吸い取っていました。
知らない人がみたら、何あれ?と不思議に思うでしょう・・。

お庭でピッツァ

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: カラブリアの食卓

今週、夫婦で世界一周旅行をしている友達がカラブリアに遊びに来てくれました。
結婚式にも来てくれた二人。翌年もまた遊びに来てくれた彼女。そして今回。
来カラブリア、3回目!!!
それなのにいつも滞在が短くて、近くの素敵な町の観光もろくにしてなかった!ので、今回はゆっくり5泊してくれました~。
到着の夜、「ピッツァ用の窯が欲しい!!」と夢見続けている彼女のために、お庭でピッツァで歓迎♪
今夜のピッツァイオーロはシモーネ!


私も時々お手伝い。


うーん、焼けてる!


石窯って温度調整が難しい。しばらく使っていなかったので、夕方から窯に火をつけ始めました。手間がかかるけれど、その分美味しい。


友人グループも呼んで、お庭で食事。南イタリアらしいスローな食事。
世界遺産はないカラブリアでも、こういう何気ないことを楽しんでもらえることが嬉しい。
のんびりカラブリアの町を散策して、一緒にお料理して、一緒に飲んで・・・・。学生時代の友達と母国語で話せることもすごく嬉しかった。
彼女たちもきっと楽しんでくれたと思うけれど、私自身新しい発見があったり。
これからまた南イタリア・カラブリアを紹介していきたいと思います!!