ミス・アルブレッシュと伝統衣装

投稿日: コメントするカテゴリー: 未分類

イタリア国内に点在するアルバニア系イタリア人の事をアルブレッシュと呼び、彼らの村々の事をArberia(アルベリア)と呼びます。
私の住む南イタリア・カラブリア州コゼンツァ県は特にイタリア国内でアルベリアが集中している場所で、彼らの宗教・グレコビザンチン祭式の本拠地もあり、宗教も文化も特に中心的になる場所です。

かれこれ15年以上続く「ミス・アルベリア」のコンテストで2019年勝利したイレーニア・コラッカさん。
隣町に住み、アルブレッシュ文化のスペシャリスト・ルチェッタさんが行ったイベントで、伝統衣装の着付けを見せてくれました。

上の写真はアルブレッシュの花嫁衣裳、この姿で教会に向かいます。
スカートの部分、ピンクのスカートを着た上にブルーのスカートを被せ、折り目を付けて下のピンクのスカートを見せています。

既婚女性はこのように2色のスカートをはき、下のスカートを見せる形で着付けします。
未婚女性は基本的にピンク色のスカートを1枚はきます。

家族の絆が強い南イタリアで、特にアルブレッシュの方々の絆は深いものです。
言語も文化もイタリアのものとかなり異なるので、家族や親族との繋がりや助け合いはすごいものです。

民族衣装も金の刺繍を多く施していて全て手作業、とても高価なものです。
それでも、女の子が産まれると、おばあさんから、お母さんへ、そしてお孫さんへと家族代々続く伝統衣装を受け継ぎます。

Missアルベリアのイレーニアさんが2歳前の時の写真。もうアルベリアのお祭りでこの伝統衣装を纏っています。

小さい子供にも子供用に作ってあげたりと、伝統を守ることにとても忠実です。
その彼らの伝統のおかげで、6世紀以上に渡り言語もなお続けて話されていて、世界遺産に登録されるべきものの一つであると認識されています。