Zoomでカラブリア州へ食旅行♪

投稿日: コメントするカテゴリー: マンマの郷土料理レッスン

6月末より何度か開催している「Zoomでカラブリア州へ食旅行!」今まで3回開催し、次回が4回目。
たくさんの方にご参加いただき感謝感謝です~!

イタリア好きでカラブリア州も興味ある~と思ってくださる方は多くても、やはり少し遠い。
なかなか足を運べないお気持ちも十分にわかります。
イタリアは見たいもの、食べたいものがいっぱいですから!

そんな中、現地カラブリアの様子が見てみたいと興味を持ってくださる方が多く、私自身、こんな方法があったのか!と、日本とカラブリアの距離が縮むとても便利なZoom。
コロナの時期だけでなく、これからも続けていけるかもしれない、と楽しみにしています。

さて、次回は8月26日(水)、日本時間の17時半から約1時間。
今回も日本のレストランのシェフも知らない、アルブレシュの伝統パスタ「シュトゥリーディリャ」を作ります。
かなり目玉パスタで、作り方も斬新。

名前と作り方は独特ですが、万能に使えるタリアテッレパスタのようなもの。
色んなソースに合わせていただけます♪

ナイフも伸ばし棒も一切使わないで形成します。
レッスンではベーシックなトマトソースに合わせて。

もう1品は、クリスマスに食べられる「クルスコリ」という揚げ菓子。
カラブリア州の各地で似たようなクリスマスに食べられる揚げ菓子があります。
レシピは様々で卵を入れたり、モスカートを入れたり、シナモンを入れたり。

レッスンで作るのは本当にベーシックなレシピで、日本のご家庭でも簡単に作っていただけます~♪
ワイン片手にカリカリっとついつい食べ過ぎてしまうお菓子です。

こんな手打ちパスタ見たことない~!というパスタをぜひご覧ください♪

【日時】
8月26日(水) 17:30~18:30

【内容】
アルブレシュのフェスタ料理、手打ちパスタ「シュトゥリーディリャ」のトマトソース
クリスマス菓子「クルスコリ」

ルチェッタさんによるアルブレシュのマンマのフェスタ期間の過ごし方、準備のコツなどなど

【参加形態】
見学型レッスン
☆事前にレシピをお渡しし、後ほどレッスンの録画をお送り致します。

【料金】
3000円

【お申込み・お問合せはこちら】
こちらのページにメールお願いします。詳細ご連絡致します。

ミス・アルブレッシュと伝統衣装

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イタリア国内に点在するアルバニア系イタリア人の事をアルブレッシュと呼び、彼らの村々の事をArberia(アルベリア)と呼びます。
私の住む南イタリア・カラブリア州コゼンツァ県は特にイタリア国内でアルベリアが集中している場所で、彼らの宗教・グレコビザンチン祭式の本拠地もあり、宗教も文化も特に中心的になる場所です。

かれこれ15年以上続く「ミス・アルベリア」のコンテストで2019年勝利したイレーニア・コラッカさん。
隣町に住み、アルブレッシュ文化のスペシャリスト・ルチェッタさんが行ったイベントで、伝統衣装の着付けを見せてくれました。

上の写真はアルブレッシュの花嫁衣裳、この姿で教会に向かいます。
スカートの部分、ピンクのスカートを着た上にブルーのスカートを被せ、折り目を付けて下のピンクのスカートを見せています。

既婚女性はこのように2色のスカートをはき、下のスカートを見せる形で着付けします。
未婚女性は基本的にピンク色のスカートを1枚はきます。

家族の絆が強い南イタリアで、特にアルブレッシュの方々の絆は深いものです。
言語も文化もイタリアのものとかなり異なるので、家族や親族との繋がりや助け合いはすごいものです。

民族衣装も金の刺繍を多く施していて全て手作業、とても高価なものです。
それでも、女の子が産まれると、おばあさんから、お母さんへ、そしてお孫さんへと家族代々続く伝統衣装を受け継ぎます。

Missアルベリアのイレーニアさんが2歳前の時の写真。もうアルベリアのお祭りでこの伝統衣装を纏っています。

小さい子供にも子供用に作ってあげたりと、伝統を守ることにとても忠実です。
その彼らの伝統のおかげで、6世紀以上に渡り言語もなお続けて話されていて、世界遺産に登録されるべきものの一つであると認識されています。

カラブリアワインを堪能

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10月上旬、日本からのグループのお客様を、サラチェーナのワイン生産者のカンティーナにご案内しました。
カラブリア州は紀元前ギリシアの植民地として栄えた場所で、その頃からワイン作りに適した場所という「エノトリ」と名づけられた場所でした。
その中で、私の住むエリアの伝統的なワインの生産地をして知られるサラチェーナと言う町は、6番目の町という意味で「Sestio」と名づけられていたそうです。
大昔からワイン作りが盛んだった場所ですが、家庭単位で作られていた伝統が現在にも残るので、新しく出来る大型ワイナリーより、こじんまりした「カンティーナ」が多いです。
私自身、よくお客様をご案内するこのカンティーナのことも、ワイナリーとは記載しませんが、ビオワインを作り、伝統を守り、大切に心をこめて作っています。

味のある紳士マウリッツィオの愛するカンティーナで、彼のワインを味わい人生観を語る、一時です。

カラブリアの地にいらっしゃるお客様は、ナポリなど他の都市から足を伸ばして下さる方が多いので、
こういった小規模の良いものを丁寧に作るカンティーナを気に入って下さる方が多いのが嬉しいばかりです。

マイ・ロザマリーナ!

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今まで何度か自家製ロザマリーナ(稚魚の唐辛子漬け)を作ってきましたが、漁師の奥さん直伝のレシピで美味しくできました!

これが出来るようになって、やっとカラブリアの主婦になれたなぁ、と実感しました。

実際は家で作る人は少なくなってきたけれど、唐辛子・パプリカパウダーの旨み、魚の旨みがあるロサマリーナはやはり自家製じゃないと実現できません。

冷蔵庫保存するようなレシピなので、すごく長くは保存できませんが、美味しく大事にいただいています。

近いうちにいらっしゃる方には少し味わっていただけるかなぁ、と楽しみです!

Ferrocintoワイナリーツアー

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カラブリア州、カストロヴィッラリのワイナリー・Ferrocintoのワイナリーにグループのお客様とご一緒しました。

私の住むカラブリア州北部・コゼンツァ県には美味しいワインを作る生産者が多いです。
ですが、訪問者を受け入れる施設が整っているところが少ないです。
生産者側も売りたいので、レストラン関係者や輸入業者は来て欲しいものの、一般の観光客の方を受け入れてくれる所は実際少なかったりします。
来客歓迎な友人のカンティーナへご案内する事が多いですが、基本的に好意で受け入れてもらっていました。

このFerrotintoは、大本カンポヴェルデ社のラインアップの一つで、カンポヴェルデは協同組合形式で、多くの葡萄の作り手から持ち込まれるのに対し、Ferrocintoは彼らがこの場所で作っている葡萄に限られます。

日本で有名なカラブリアワインは『チロ』だと思いますが、このFerrocintoも輸入業者さんが頑張ってくれていて、かなり名が知られる様になってきました。
カストロヴィッラリに住んでいる者として嬉しい限りです。

最近はスプマンテにも力を入れていて、2014年アリアニコで作られたスプマンテ「Dovì」が、南イタリア産のスプマンテの中で最高峰の賞を受賞しました。

このワイナリーは、カンポヴェルデ社の創設者で地元の地主サリトゥーリ家のお屋敷がある場所で、背後のポッリーノ山、そして古城、ワイン畑となんとも素晴らしいロケーションです。

ご予約制で、ワインを味わいながら食事もする事ができます。

あいにく葡萄は殆ど収穫が終わってしまっていた時期でしたが、なかなか素敵なワイナリーでした。

カラブリア名物・自家製ロサ・マリーナ

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唐辛子で有名なカラブリア州。
その中でとても親しみがあるのが、稚魚の唐辛子漬け「ロサ・マリーナ」です。
ンドゥイアは今では私の住むカラブリア州北部でも作られ、食べられていますが、もともと発祥の地はカラブリア州南部のスピリンガ村です。

ロサ・マリーナは北部でも作られていて、同じ材料を使っていても場所により少しずつ異なるので、違う町の食材店に行く時はいつもチェックしています。

私の住むエリアのロサ・マリーナはサルディチェッディと呼ばれる事が多くて、あまりロサ・マリーナで通じないのですが。
このあたりのものは、粉末パプリカ・唐辛子のほか、若干粗挽きのパプリカ・唐辛子も混ざっているのが特徴。

もともと漁師の奥さん方が作るものだったそうですが、漁師の娘さんに昔からその家族に伝わるレシピを頂きました。
ちょうど稚魚の漁業規制がある時期だったので、すぐに食べきる量で、冷凍の稚魚(Pesce ghiaccio)を使って作りました。
生で作るより魚に含まれる水分の量が全く違ったので、簡単に出来ました。
以前何度か違うレシピで作った時より塩加減がちょうど良くて、美味しくできました!

少し違うタイプでお気に入りなロサ・マリーナは、ティレニア海沿いの町「チェトラーロ」のロサ・マリーナは粉末唐辛子・パプリカを使わないタイプのものも大好きです。

赤くて辛そうに見えますが、辛くないタイプのパプリカを混ぜているので、程よい辛さで日本人の方には気に入って頂けると思います。

アルブレッシュだけが作る伝統パスタ

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カラブリア州北部のアルバニア集落だけで食べられる伝統的な手打ちパスタの一つ「シュトゥリーディリャ」
何度書いても読んでも舌を噛みそうな名前なのですが、15世紀にアルバニアからやってきた祖先から伝わるパスタです。
現在のアルバニア料理は、トルコの影響を多く受けているので、今ではほぼ食べられていないそうなのが残念ですが。
担当の講師は、何度もアルバニアに足を運んでいて、アルバニアのテレビ番組でもこの中世アルバニアからやってきて現在でも残っているパスタや言語を披露しています。
手際よくパスタが切れないように伸ばしていきます。


ルチェッタさんの最高の笑顔!

隣町のアルバニア集落で話される方言が、現在のアルバニア人ともほとんど意思疎通ができるのが驚きです。
現在のアルバニア語は少しずつ変化していったところがありますが、この地方のアルバニア集落の言葉の方がオリジナルに近いそうです。

この伝統的な手打ちパスタが現在のアルバニアでも食べられていたならより面白かったなぁと思います。
それでもここに奇跡的に残っているアルバニアからやってきたパスタ、後世にも残していって欲しいです。

アルブレッシュ文化に触れる1日

投稿日: コメントするカテゴリー: カラブリアのすゝめ

私の住むカラブリア州北部に多く点在するアルブレッシュ集落。
民族衣装、言語、郷土料理、宗教など本当に独特で、その上アルブレッシュ集落の人々はこの歴史深い彼らの文化を後世まで残そうと大切に守っています。

よくご案内させていただく、自然の美しいアルブレッシュ集落Civita。
私も住み始めた頃からよく通っていて、大切なお世話になる人たちが多くいます。
このCivita、昨年公開されたアメリカ映画「ゲティ家の身代金(All the money in the world)」で撮影に使われました。
撮影隊がやってきた週は、それはそれは近辺の町はそわそわしていて、撮影のエキストラとしてのオーディションに行った人なんかもいました。

その街の教会はカトリックの教会とは少し違う、ギリシア・ビザンチン祭式であります。
教会の中はこんな感じ。

お隣町の民族衣装博物館もとてもおススメです。

ご希望の方には、民族衣装を体験で着ていただくことも出来ます。
私も一度着させてもらいました!

今では民族衣装を着るのはお祭りごとや結婚式の時だけです。
女性は特にきっちりメイクして髪の毛もアップにして、伝統の髪飾りをつけますので、私の用にボサボサ頭では何だか物足りない感じです。。

自家製・乾燥パプリカ

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カラブリア料理には欠かせない、乾燥パプリカ。
辛いだけでない赤さの秘密はこのパプリカです。
唐辛子とパプリカ、それぞれ乾燥と粉末を用意するのがカラブリアの家庭。

乾燥トマトのように手がかかるものではなく、太陽が強い8月中旬~下旬にたこ糸を通して干しておくだけ。

約1ヶ月もしないでこの状態。

私はベランダに干しておいたものの、違うことに気が取られていて全く気にかけずにいましたが、毎年のごとくしっかり綺麗に乾燥できていました。

これから秋・冬料理には特に欠かせない乾燥パプリカの準備も整いました!

サルデーニャ料理レッスン@カラブリア

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私の義母は35年以上カラブリアに住んでいますが、サルデーニャ島の出身です。

ですので、カラブリア料理だけでなく時々サルデーニャ料理やお菓子を作ってくれるのがとっても嬉しいです。

先日、イタリア料理家の前澤由希子先生がいらしてくれた時に、サルデーニャ料理レッスンを開催しました。

今回のプリモは「フレーグラ」という米粒サイズの丸い形をしたパスタをオーブンで軽く焼いたものを使いました。
このフレーグラ、日本でも探せば手に入る一品らしいですが、陸の孤島のカラブリア州。同じイタリアでもなかなか売っていません。最終的にミラノに里帰りしていた友達にわざわざ買ってきてもらい、手に入れることが出来ました。

海老や手長海老、イカ、ムール貝、アサリが入った魚介のフレーグラ。
いつも以上に豪華にフレーグラを作っていきます。

その他、ムール貝のフライ、コッツェ・フリット。義母のこの料理は毎年必ずクリスマス・イヴに登場する、家族みんなが大好きなもの。

ドルチェはサルデーニャのパスクワ菓子、パルドゥラス。

この日は、シモーネファミリー以外に義母の35年来の友達、リタさんご夫婦も一緒にランチしました。

リタさんはプーリャ出身で、カストロヴィッラリにも住んだことがあり、その後長年ミラノで生活して、退職した後カラブリアに戻ってきた方です。次はロンバルディア州ヴァルテッリーナ地方の名物「ピッツォッケリ」を習いにいらっしゃい!と話が大いに盛り上がりました。
こうしてお料理レッスンだけでなく、お話好きな南イタリアの人たちと大人数での食事も楽しみの一つ。

カラブリア州のお料理だけでなく、違う地方のお料理も一緒に習いに来られるのも良いかもしれません♪
リピーターの方にはぜひ違った地方の料理もご用意しておりますので、大きい胃袋だけ持ってきて頂ければ、と思います♪

マンマの優しい味のお料理、手打ちパスタ「ラガネ」

投稿日: コメントするカテゴリー: ルチェッタ・マンマのレッスン

最近一気に春めいてきた南イタリア・カラブリア州。
メルカートでみる野菜も少しずつ春色になってきました♪ ソラマメや新玉ねぎ、生にんにく、グリーンピース、イチゴなどなど、お買い物が楽しい季節です。

お料理レッスンをお願いしているルチェッタさんは、缶詰や保存用のトマトソースをあまり使わず、出来るだけフレッシュなもので優しい味付けをするのがとても特徴的です。
古代ローマ時代から食べられているという、古い歴史をもつパスタ「ラガネ」とひよこ豆のパスタを作りました。
このお料理はここカラブリア州北部で、3月19日、イタリアの父の日「サン・ジュセッペ」の日に食べられる料理。

小麦粉と水だけで作られる、パスタ・ビアンカです。とても軽くてお腹にも優しい。

この郷土菓子は「クルストリ」と呼ばれるアルバニア系イタリア人の集落でクリスマスに食べられるお菓子。

お砂糖が入らない生地を、籠を使い形成していきます。

揚げた後、ヴィンコットとはちみつと一緒に合わせて頂きます。

このクルストリは、私の住むカストロヴィッラリでは少々形は異なりますが、カンナリーコリという名がついています。
5キロほどしか離れていない町ですが、所変われば名前も材料も少しずつ変わるのが郷土菓子の深いところです。

NHKラジオ・世界のイチメンでアルバニア系イタリア人文化を紹介しました♪

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事後報告となってしまいましたが、3月18日(土)のNHKちきゅうラジオの中の「世界のイチメン」というコーナーにて、カラブリア州のアルバニア系イタリア人集落のお祭り、Vallja(ヴァッリャ)を紹介いたしました。

今から6世紀前にアルバニアからイタリアにやってきた人々を祖先に持つ街々で、現在でもその時にアルバニアから持ってきた言葉を話します。もちろんイタリア人なのでイタリア語はOKですが、家族で話す言葉はイタリア語とは全く異なる言葉を話します。

今のアルバニア語とは共通する所も多く、ほぼ意思疎通は出来るそうですが、時間がたち変わってしまった現在のアルバニアで使う新しい表現など理解が難しい点もあるそうです。

このValljaというお祭りは、アルバニアがオスマントルコからの独立を祝う重要なお祭りで、イタリアの地にやってきて6世紀が経った今でも続いています。

ぜひ興味のある方は過去の放送も聞けるようなので、聞いてみてください!